大橋の空を飛び回る黒い物
どんな伝承か
亀井戸から深川へ荷を運んだ船頭が、用を済ませて帰る途中、大橋のあたりへ立ち寄って舟を出した。すると思いのほか波が荒い。不審に思っていると、板ほどの大きさの真っ黒な物がいくつも空を飛び回っているのが見えた。大いに恐れて舟を急がせたところ、両側の家々ががたがたと鳴って壊れ、その音は大きな雷が落ちたようだった。そこで初めて地震だと気づき、さきほどの飛ぶ物も波の荒れも地震の知らせだったのだと思い至ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・昭和)