間隔を変えながら飛ぶへの字の編隊
どんな伝承か
昭和三十五年五月三十一日午後十時二十五分ごろ、広島市宝町の宇根端訓が、約三十秒間にわたって「へ」の字型に並ぶ六、七機の編隊を目撃した。個々の物体の大きさは特等星の五、六倍ほどで丸く、明るさは一等星ほど、色は白で、中央は明るくはっきりしていたが周囲は暗くぼやけていた。編隊は真っ直ぐ飛んでいたものの、個々の間隔は絶えず変化しながら南南西から北北西へ進んだ。音は全くなく、目撃当時は快晴であったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。