輸送機と並んで浮かぶ楕円形の物体
どんな伝承か
昭和二十七年十月十三日の夕方、立川の基地を出て大島の方角へ南下していたC54軍用輸送機の中から、乗り組んでいたウィリアム・D・リート少佐らが西の空を見ると、層積雲の中に楕円形の物体が浮かんでいた。機と同じ速さで並んで飛んでいたものらしい。見つけてから七分ほどはそのままだったが、物体は不意に動き出し、富士山のある方へ猛烈な勢いで飛び去っていったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本のUFO(池田隆雄・UFO・未確認現象・1974年(昭和49年))
『日本のUFO』は、池田隆雄が昭和四十九年に著した、日本国内のUFO目撃事例の研究書である。古記録に残る怪しい星や安政の江戸大地震で目撃された光り物から、昭和二十年代以降の各地の目撃、着陸痕、レーダー捕捉や機上目撃までを、国内のUFO研究団体の会誌や新聞記事をもとに集める。編隊飛行、形態、色と舷窓、運動、知的な行動、天体との関係、着陸痕、海上の活動、レーダーと機上目撃の章に事例を分類し、巻末に参考資料とあとがきを置く。