弾崎灯台で観測された楕円の怪光
どんな伝承か
一九五三年二月二十四日、佐渡ヶ島の弾崎灯台で、灯台長の渡辺光男ら六名が空に怪しい光を認めた。形は楕円で、その中央から青と赤の光芒を放っていたという。一行は双眼鏡を向けて観測を続けた。光はいったん見えなくなったものの、二分ほど経ってふたたび現れた。並木慎一郎『UFO入門』の巻末に付された世界UFO事件史に、その日の出来事として一行だけ書きとめられている一件である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
UFO入門(並木慎一郎・UFO・未確認現象)
『UFO入門』は、並木慎一郎が著したUFOの入門書である。一九四七年のケネス・アーノルド事件に始まる欧米の目撃・追跡事件を中心に、UFOの形態、実在の証拠とされる事例、搭乗者の目撃談、写真の真偽、海中のUFO、目撃をめぐる心理を順に取り上げる。全九章のうち終わりの二章で目撃報告の書き方や観測の方法を説き、巻末に一九四七年から一九七〇年までの日本の出来事を含む「世界UFO事件史」を付す。