柳の木に抱きとられた洗濯の娘
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どんな伝承か
盛岡市の北上川畔の木伏に美しい娘があり、毎日北上川に出て、川岸の勢いよく伸びた柳の木の下で洗濯物などをしていた。或る夜その娘が不意に見えなくなり、家人や里人が方々を尋ねても見当たらない。いつも洗濯をしていた柳の木の下へ行ってみると、娘は柳の上幹に密着し、枝々にしっかり抱きからまれて正気を失っていた。人々が幹から引き離すとしばらく白痴のようであったが、後に、見知らぬ美男が来て体を抱きしめて離さなかったと語った。柳はそれから故なく枯れたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
農民俚譚(佐々木喜善・佐々木喜善・東北民俗・大正)
『遠野物語』の語り手・佐々木喜善が大正期に郷里岩手で採集した昔話・伝説・世間話の集成。和賀郡・岩手郡・胆沢郡・紫波郡の各地に伝わる口承を網羅する。
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盛岡市の伝承
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