茶柱が立つと縁起が良い
どんな伝承か
佐倉では、日常の出来事や自然現象のすべてに吉凶を読み取り、占いや呪いをすることが多かったという。朝の茶に茶柱が立てば縁起がよく、蛇の夢や蛇の抜け殻を財布に入れると金が入るとされた。箒星の出る年は戦争があり、竹の葉に銃の形の白い筋が出ても戦が起こるといわれた。流れ星を見ると知人が死に、月に近づく星が出ると日照りが続くという。鳥の鳴きが悪いと人が死に、葬式の供物を鳥がよく食うほど死者の成仏が早いとも語られた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
佐倉市史 民俗編――伝説・怪異(佐倉市(編)・佐倉市史・自治体史(民俗))
『佐倉市史 民俗編』第八章口承文芸所収の伝説・怪異。千葉県佐倉市に伝わる口承を採録する。