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安産の神を祀る大鷲神社のお鷲講

所在地千葉県佐倉市飯田
年代不明
登場お鷲講の女たち
出典佐倉市史 民俗編――伝説・怪異

どんな伝承か

大鷲神社を村にまつるところでは、その祭神をお産の神とし、女たちがお鷲講を結んで篤く信仰してきた。飯田ではお鷲講の御奉射があり、伝統芸能の奉納が今も続く。飯野のお鷲講の御奉射では、お鷲神社の祠の草屋根を毎年葺き替えて餅をまく。先崎ではお鷲様が村の産土で、つくんのはつという秋の収穫祭が盛大に行われ、このとき供えた神饌を産婦が頂くとお産が軽いという。灯明のろうそくの燃え残りも頂いておき、産気づいたら火をともし、燃え尽きるまでに生まれるとして、短めのものを選んで持ち帰ったという。

原典より

大鷲神社を村に祭ってあるところでも祭神がお産の神であるといわれ、女達でお鷲講をむすんで信仰があつい。—— 佐倉市史 民俗編――伝説・怪異(佐倉市(編)・佐倉市史) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐倉市史 民俗編――伝説・怪異(佐倉市(編)・佐倉市史)

『佐倉市史 民俗編――伝説・怪異』は、千葉県佐倉市の市史の民俗編のうち、第七章「民俗知識」と第八章「口承文芸」の伝説の節である。市内で採録した吉凶の予兆やまじない、民間薬、天気の言い伝えと、狐や狸の化かし、デーダラボーの足跡、岩富の首なし塚、天狗、狐火、印旛沼のカワボタルなどの伝説を収める。伝説は文化財保護委員会の分類に倣って自然伝説・歴史的伝説・信仰伝説に分け、終わりに村々の禁忌を置く。

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