どんどん焼きの燃えさしを屋敷の入口に立てると魔除けになり
どんな伝承か
市内では南部と北部で正月十四日にどんどん焼きが行われ、その燃えさしを持ってきて屋敷の入口に立てておくと魔除けになるといわれている。同じことが先崎の湯立て行事のときの火や、下勝田の獅子舞に使う万灯の飾りについてもきかれる。またどんどん焼きの火で餅を焼いて食べると風邪をひかないという。十五日の小豆粥を炊くとき門松を竈で燃し、その煙に腹をあてるとその年は病気をしないという旧村もあり、小豆粥を二十日まで残しておいて食べると蝮除けになるという地域もあった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
佐倉市史 民俗編――伝説・怪異(佐倉市(編)・佐倉市史・自治体史(民俗))
『佐倉市史 民俗編』第八章口承文芸所収の伝説・怪異。千葉県佐倉市に伝わる口承を採録する。