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天気の変わり目に山の上によく火が見え

所在地千葉県佐倉市小竹
年代不明
登場直八さん
出典佐倉市史 民俗編――伝説・怪異

どんな伝承か

内田の人が剣道の稽古に行った帰り、春雨が霧のように降る晩のことであった。内田から柳橋を渡って八幡様下の小高い道まで来て内田の方を振り返ると、真の闇の中、飯塚の下と坂戸の尾牛の間の水田と川の上空を、赤い提灯のような火が静かに静かに往復していた。これをとうかん火といい、ぼやっと生ぬるい夜にはよく出るのだそうだ。また小竹の直八さんの山の上には、天気の変り目によく火が見えた。そのうち木のてっぺんにも火がついたり、五つも六つもトットトットと駆けていた。これこそ狐の嫁入りかと話したものだという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

佐倉市史 民俗編――伝説・怪異(佐倉市(編)・佐倉市史・自治体史(民俗))

『佐倉市史 民俗編』第八章口承文芸所収の伝説・怪異。千葉県佐倉市に伝わる口承を採録する。

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