三十人が見た稲荷神社の狐火
どんな伝承か
大正十年三月十六日の夜、九時半から十時ごろにかけて、金井と町横尾の境にある稲荷神社で狐火が現れた。とてもきれいな眺めで、三十人ほどの人がこれを見たという。
原典より
大正一〇年三月一六日、夜九時半から一○時くらいの間、金井、町横尾境の稲荷神社で狐火を見た。—— 坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌)
『坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説』は、長野県坂城町の町誌上巻(自然編・民俗編)から、民俗編の数章を抜き出したものである。祟る所や神罰、ヒトダマ・狐火などの怪異、魔除け、植物の禁忌といった俗信を地区ごとの事例として番号を付けて並べ、続いて甘利さま、天田長者とほうず池、苅屋原の七不思議、貉和尚、夜泣き石など三十余りの伝説を収める。伝説の章は調査員の調査をもとに、以前の調査記録も二、三篇併せて載せる。