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津波記念碑の先で消えた光

所在地岩手県宮古市重茂
年代不明
登場Tさん
出典宮古市史 民俗編 上巻――民間宗教者・俗信・妖怪

どんな伝承か

重茂のTさんはキツネに化かされたことがある。夜の七時ごろ、津波の記念碑を過ぎたところで小便をしたとき、光が見えた。そしてその光は次の瞬間にフッと消えてしまった。あとで知り合いのおっさんに尋ねると、そこはキツネが出るところだと言われたという。重茂では荒巻の稲荷神社の前も、キツネが人を化かす場所として知られ、夜道に提灯の火が現れると語られてきた。宮古ではキツネは人をだますものとされ、見るのは良くないと言い伝えられている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

宮古市史 民俗編 上巻――民間宗教者・俗信・妖怪(宮古市(編)・宮古市史)

『宮古市史 民俗編 上巻――民間宗教者・俗信・妖怪』は、宮古市の市史のうち、民俗編上巻の第四節「民間宗教者」と第五節「民間医療と俗信」を収めたものである。南部藩の宗門帳などの古文書から閉伊郡の山伏・神子・瞽女と里修験の成り立ちをたどり、イタコ・カミツキと呼ばれる巫女の系統、新宗教、民間薬、予兆・占い・まじない・禁忌を述べる。俗信の末尾には座敷童子・カッパ・キツネ・モウコ(幽霊)・オシラサマなどの話を、地区名を添えて箇条で並べる。

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キツネ怪光記念碑重茂

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