山の神が冠を落とした1月17日の入山禁忌
どんな伝承か
1月17日は山の神のオカンムリヒレエの日なので、その日に山へ入ると怪我をするといわれている。前日の16日に神々がそろってユミイリ、つまり弓を射る行事をした折に、山の神が冠を落としたからだという。17日そのものを神様の弓射りの日と呼ぶ言い方もある。
原典より
1月17日は山の神のオカンムリヒレエだから山へ入いると怪我をする。—— 平栗・加畑の民俗(山梨県都留市宝・民俗調査報告 第11号)(民俗調査報告) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
平栗・加畑の民俗(山梨県都留市宝・民俗調査報告 第11号)(民俗調査報告)
『平栗・加畑の民俗(山梨県都留市宝・民俗調査報告 第11号)』は、山梨県都留市宝の平栗・加畑の民俗調査報告である。口承文芸の章には、話者から聞き取ったかちかち山や姥捨て山などの昔話と、浅間神社の由来、山の神のユミイリとオカンムリヒロイ、天目山の落人、屋号や地名のいわれなどの伝説を収め、概観では加畑一帯で一月十四日の晩に聞こえるという「おのう」を特筆する。話ごとに一覧で分類と話者の名・生年を示し、続けて語り口のまま本文を記す。