二つの石を神体とする生石子神社
どんな伝承か
広島市下瀬野の中田にある生石子神社について、『芸藩通志』は、貞観九年に従五位下を授けられた社で、石二つを御神体とし、大己貴・少彦名の二神を祭ると記している。
原典より
『芸藩通志』によると、広島市下瀬野中田の生石子神社は、貞観九年(八六七)従五位下を授けられ、石二つを神体とし、大己貴・少彦名二神を祭るという。—— 広島県史 民俗編――伝説の分布(広島県(編)・広島県史) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
広島県史 民俗編――伝説の分布(広島県(編)・広島県史)
『広島県史 民俗編――伝説の分布』は、広島県が編んだ県史民俗編のうち、「休養と娯楽」の部に置かれた「伝説の分布」の章である。八幡信仰にかかわる聖蹟伝説や炭焼長者、厳島をめぐる石神やうつぼ船の伝説、和泉式部・虎御前・菖蒲前を語り歩いた巫女の伝説、人柱や竜蛇の伝説などを、『芸藩通志』『福山志料』などを引いて論じる。「八幡信仰の流れ」「厳島伝説の周辺」「巫女と伝説」「県北の伝説」の四節からなり、伝説の名を見出しに立てて所在地とともに述べる。