屏風見舞(馬鹿婿)
どんな伝承か
馬鹿だと評判の婿が、嫁の実家で襖の張替えを披露された際、物知りに教わった通り襖を軽く弾いて「ピンと張れておめでとうございます」と褒め、面目を施した。ところが後日、しゅうとが病で患部を腫らして寝込んだとき、物知りに聞けぬまま前と同じようにやろうと考え、そっと布団をまくって腫れた部分を弾き「ピンと張れておめでとう」と言ってしまい、再び馬鹿を露呈したという笑い話。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
成田市史 民俗編――昔話・伝説(成田市(編)・成田市史・自治体史(民俗))
『成田市史 民俗編』第2節所収の昔話・笑話・伝説。千葉県成田市に伝わる口承を採録する。