猫又の話
どんな伝承か
徳島の大滝寺に出没した大きな猫の怪異の話。院主が衣を脱ぐ際にいつもそばに現れて困らせていた。ある夜、院主が遅く帰宅する途中、大滝寺の背後の山中で多数の猫が集まって会話している場面に出くわす。これは猫が人間的な知能を持つ猫又へと変化する前触れのような現象として伝承されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説(香川県(編)・新編香川叢書・自治体史(民俗))
香川県(讃岐)の昔話と伝説を網羅する。第一章昔話は、炭焼長者・天道さん金の鎖・狐女房・大歳の火・産神問答(虻にのみ/滝の宮のヨサの宮さん)・親棄山・童子丸・弘法機・継子話・お大師さんとぼた餅・物言う亀・米倉法師・猫又・こぶ取り爺・屁こき爺・蛇聟入・かにの報恩・浦島太郎・竜宮童子・肉付面・子育て幽霊・鷲の育て子・亀の聟入など五十九話を語り手付きで収める。