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台尻大隅守を討った車楽祭の由来

所在地愛知県津島市(津島神社)
年代伝承(口承)
登場良王君、台尻大隅守、南朝の王子、討たれた者
出典妖怪談義(柳田國男選集 五巻)

どんな伝承か

津島天王の車楽祭は六月十四日に行われ、十一艘の船を飾り立てて神輿に供奉する。浪合記によると、この儀式が始まったのは永享年中で、四家七名字の祖先たちが天王の神託を受け、良王君に仇をなす佐屋の台尻大隅守が祭りを見に船で渡ってくるのを、十艘の飾り船で取り巻いて一族をことごとく討ち取った。以来その光景をかたどって十一艘の船を出し、後の世まで「だんじり討」と囃すよう良王が命じたという。柳田は、この台尻大隅守こそ越前や大隅の弥五郎と同じものだと考える。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

妖怪談義(柳田國男選集 五巻)(柳田國男・柳田國男・妖怪学・1956年(昭和31年))

『妖怪談義(柳田國男選集 五巻)』は、柳田國男が妖怪についての論考を集め、昭和三十一年に自序を付して編んだ論集である。妖怪と幽霊の別を説く総論「妖怪談義」に始まり、川童・小豆洗い・ザシキワラシ・山姥・山男・大太法師・一つ目小僧・天狗などを、各地の言い伝えと方言の呼び名から考える。巻末に全国の妖怪の名を短い説明つきで集めた「妖怪名彙」を置き、大藤時彦の解説を付している。

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だんじり

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