お筆先の鬼三郎から生まれた名
どんな伝承か
綾部に腰を落ち着け、明治三十三年の旧正月にナオの末娘スミと結婚して大本での立場を固めた上田喜三郎は、それからほどなく出口王仁三郎と名を改めた。この名の起こりは、ナオのお筆先に喜三郎のことが「鬼さぶろう」と書かれて出たことにあるという。とはいえ鬼の字をそのまま名のるのはあまりにひどいというので、同じ読みに王仁の二字を当て、王仁三郎と名のることになったと伝えられる。
原典より
この王仁三郎という名前は、ナオの「お筆先」に、喜三郎のことが「鬼さぶろう」と出たことに由来する。—— 出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元)
『出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相』は、武田崇元が著した、大本の出口王仁三郎の予言をめぐる解説書である。開祖出口ナオの神憑かりと王仁三郎の生涯をたどりつつ、日露戦争から太平洋戦争・敗戦に至る予言や、発禁とされた予言詩『瑞能神歌』、『霊界物語』の記述を取り上げる。予言と二度の大本弾圧を軸に歴史との符合を論じ、秘章で入蒙や出生をめぐる謎を扱い、巻末に年譜を付す。