神聖神社鎮座祭の猛吹雪
どんな伝承か
昭和十年二月七日、王仁三郎は自身が生まれた穴太の瑞泉郷に神聖神社を建て、鎮座祭を行った。ご神体には、鶴殿親子が献じた有栖川宮熾仁親王ゆかりの剣が納められた。王仁三郎によれば、この社の建立は明治三十一年に霊界から命じられていたもので、神聖会の霊的な中枢となるものだった。ところが当日は猛吹雪となった。王仁三郎は、四十年来、旅や祭典の日に雨風雪に遭ったことはないのに今日の大吹雪は神聖運動に携わる者への暗示と警告だと語り、前途には茨があるが終わりまで忍ぶ者は救われると悲壮な覚悟を示したという。
原典より
このとき王仁三郎は、「わたしは四十年来、旅行あるいは祭典に臨席の日など絶対に雨、風、雪というものがなかったのであるが、今日の大吹雪は神聖運動に従事する者にとってひとつの暗示と警戒である」と述べている。—— 出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相(武田崇元)
『出口王仁三郎の霊界からの警告――発禁「予言書」に示された破局と再生の大真相』は、武田崇元が著した、大本の出口王仁三郎の予言をめぐる解説書である。開祖出口ナオの神憑かりと王仁三郎の生涯をたどりつつ、日露戦争から太平洋戦争・敗戦に至る予言や、発禁とされた予言詩『瑞能神歌』、『霊界物語』の記述を取り上げる。予言と二度の大本弾圧を軸に歴史との符合を論じ、秘章で入蒙や出生をめぐる謎を扱い、巻末に年譜を付す。