竹の間の柱
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どんな伝承か
岡山城の御本丸竹の間には、新しく当番に配置された若い侍たちに祟りをもたらす不気味な柱がある。初めて夜間宿直を命じられた者は、必ずこの柱の前に寝かされる。先輩たちは親切そうに装いながら、新参者を柱のそばに導く。その夜、新参者は眠れぬまま、やがて悪夢を見てうなされる。体中から冷や汗が流れ出し、極度の苦しみに叫び声をあげる。この儀式は城内の全ての新参者が通らねばならない運命となっており、柱は城の主人さえも支配する魔物同然の存在として機能している。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
民俗怪異篇(磯清・磯清・民俗怪異・昭和初期)
磯清『民俗怪異篇』。馬・城・猫・灯の占・狼・落語の怪談という主題ごとに、各地の怪異伝承を随筆風に集成する。馬の怪では、馬を悩ます馬魔(ギバ)とその禁厭、大津馬神社と魔女の素性、古戦場・城趾に出る首切れ馬と濁ヶ淵の主、袖ヶ瀧山の夜行さん(左片袖の姫)、鈴鹿の坂で物言った馬の人語(寛政年中)、馬と恋の執着、徳川家が白馬を禁物とした話。
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岡山市の伝承
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