首なし行列
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どんな伝承か
越前国福井城下では、旧暦四月二十四日の夜間に恐ろしい怪異が起こるとされていた。約百年前まで、この夜に外出した者は血を吐いて死ぬと信じられており、城下は無人となった。九十九橋では夜子の刻を過ぎると火が増殖し、柴田勝家の軍勢が集結するとされた。やがて首のない武者たちが白装束で馬や槍を携えた行列となり、城下を徘徊する。この行列を見かけた者が見たことを他人に話すと、即座に血を吐いて死ぬとされた。見ても沈黙していれば助かるが、人間は魔に操られてしゃべってしまうため、結局命を落とすことになる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
民俗怪異篇(磯清・磯清・民俗怪異・昭和初期)
磯清『民俗怪異篇』。馬・城・猫・灯の占・狼・落語の怪談という主題ごとに、各地の怪異伝承を随筆風に集成する。馬の怪では、馬を悩ます馬魔(ギバ)とその禁厭、大津馬神社と魔女の素性、古戦場・城趾に出る首切れ馬と濁ヶ淵の主、袖ヶ瀧山の夜行さん(左片袖の姫)、鈴鹿の坂で物言った馬の人語(寛政年中)、馬と恋の執着、徳川家が白馬を禁物とした話。
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福井市の伝承
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