下西の人々が猫を葬る影田の猫塚
どんな伝承か
影田に少し小高くなった所があり、人々はそこを猫塚と呼んでいる。昔ある家で飼っていた猫が死に、家の人がていねいに葬った場所だと伝えられている。それからというもの、下西の人々は飼い猫が死ぬと、決まってこの塚に葬るようになったという。
原典より
昔ある家で猫が死んだので懇ろに葬った所だという。—— 坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌)
『坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説』は、長野県坂城町の町誌上巻(自然編・民俗編)から、民俗編の数章を抜き出したものである。祟る所や神罰、ヒトダマ・狐火などの怪異、魔除け、植物の禁忌といった俗信を地区ごとの事例として番号を付けて並べ、続いて甘利さま、天田長者とほうず池、苅屋原の七不思議、貉和尚、夜泣き石など三十余りの伝説を収める。伝説の章は調査員の調査をもとに、以前の調査記録も二、三篇併せて載せる。