思う人と結ばれる浅立の妻図神社
どんな伝承か
道祖神は道陸神、塞神などとも言われ、障神、幸神の文字が当てられることもある。村境や道路の分岐点などを司り、そこで悪疫などの侵入を防いでくれる神として信仰されてきた。塞神は才の神とか妻神とも書かれ、妻神は妻津神、妻図神などと書かれることもある。白鷹町浅立には妻図神社と呼ばれる小祠がある。ここにお参りすると思う人と結婚できると言われているので、今でも人目を避けてお参りする人が絶えないという。塞神が縁結びの神ともなったのは、多くの民間信仰が習合した結果かと考えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
置賜の庶民生活2(民間信仰)――俗信・ワカ・死霊(置賜民俗学会ほか・置賜の庶民生活・民俗調査)
『置賜の庶民生活2(民間信仰)』所収の禁忌・卜占・予兆・生活の中の神々・死霊。山形県置賜地方に伝わる民間信仰を採録する。