大蛇の骨を葬った大塚の地名
どんな伝承か
胆沢町南都田字宇南田の大塚という地名は、四ッ柱で折伏された大蛇の骨が、大塚クリーニング店の北東二〇〇メートルの大塚故地に葬られたことから、この付近を大塚と呼ぶようになったと伝える。『胆沢町史』は、松浦佐用姫と高山掃部の伝説にまつわる地名の一つとしてこの地を挙げている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
胆沢町史 11(民俗編4)――口承・伝説(胆沢町(編)・胆沢町史)
『胆沢町史 11(民俗編4)――口承・伝説』は、胆沢町の町史民俗編の一冊のうち、第四章「口承・伝説」を収めたものである。第一節は松浦佐用姫と高山掃部長者の伝説を扱い、胆沢・水沢周辺の伝説地を列挙したうえで、町内に伝わる佐夜姫の本地物の写本や『南部叢書』所載の「奥州胆沢高山実伝」を翻刻する。第二節「いさわの昔話」は大蛇・狐・むじな・飢饉・戦後の怪異などの話を番号順に並べ、第三節「いろいろな昔話」へと続く。