三吉屋の探訪
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どんな伝承か
島根県豊田の岬にある能田地区を訪問した。豊田において最初の被害者とされる三吉屋を探訪した。橋本という当主が住む同屋敷は、近辺の和巻家や仁屋が伝統的な隠岐造りであるのに対し、相対的に現代的な建築様式を採用していた。当主の橋本老人は八十三歳でありながら、白髪であっても腰は曲がらず、堂々たる体格と雄弁な語り口を備えていた。
原典より
三吉屋こそ、豊田における受難者の第一号であったからである。—— 出雲の迷信(速水保孝・速水保孝・憑きもの研究・昭和(1970年代)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
出雲の迷信(速水保孝・速水保孝・憑きもの研究・昭和(1970年代))
速水保孝『出雲の迷信』。自ら狐持ちの家に生まれた著者が、出雲・隠岐・伯耆の狐持ち迷信を、家筋の系譜・近世史料・社会経済史の観点から徹底的に解明した憑きもの研究の集大成。第一章では自家が狐持ちとされた悲しみ・隔地心中事件・叔母の嫁入り口の差別を語り、第二章で憑き・狐憑き患者・人狐と狐持ち・おさき・くだ・いづな・とうびょうを概観する。第三章では犬神統の部落・上馬荷の人々・犬神使いの歴史・四国と豊後の犬神を追う。
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海士町の伝承
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