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梶寄部落・キヌエの犬神憑き告訴

所在地大分県佐伯市梶寄
年代大正10年7月
登場村上喜太郎の長女キヌエ、16と水谷源十、漁夫
出典憑きもの持ち迷信――その歴史的考察(改訂版)
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どんな伝承か

精神異常の発作癖のあるキヌエが夜中に跳ね起き、蛇のように這って水谷源十方の軒下で倒れた。親は水谷の犬神が憑いたと断定しキヌエを殴打。この騒ぎで源十の妹は嫁ぎ先を離縁され、源十はたまりかね名誉毀損の告訴を提起した。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

憑きもの持ち迷信――その歴史的考察(改訂版)(速水保孝・速水保孝・憑きもの研究・昭和(改訂版))

速水保孝『憑きもの持ち迷信―その歴史的考察』の改訂版。自ら狐持ちの家に生まれた著者が、つきもの持ち迷信による差別を内側から告発し、その歴史的基盤を考察する。序章で研究に志した動機・問題の核心・結婚に直面しての苦悩を語り、人権を脅かす実例として狐持ちにまつわる隔地心中、次々と破談になる三兄妹、隠岐の人狐解消決議、犬神が乳児を食ったと絶交、堆肥小屋に外道を飼うを挙げる。

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犬神持ち憑依離縁豊後

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