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雀部で受けた万病除けの漆さし

所在地京都府南丹市
年代伝承(口承)
登場上田喜三郎、上田吉松、漆さしを受けた子、喜三郎を連れて行った父(婿養子の吉松)
出典出口王仁三郎

どんな伝承か

喜三郎は生まれつき体が弱く、両親の心配の種だった。数えで六歳の秋、父は息子を船井郡の雀部へ連れて行き、万病除けの「漆さし」を受けさせた。体のあちこちの要になる所に漆を塗って体質を改め、病にかからない体にするという民間療法である。喜三郎は十か所あまりに漆をさしてもらったが、ひどくかぶれて体中をかきむしり、一面かさぶただらけになって手足も動かせなくなった。このため翌年、学校に上がる年になっても小学校へ通えなかったという。

原典より

これは、身体の要所要所に漆を塗って体質を変え、無病息災にする民間療法であった。—— 出口王仁三郎(村上重良・村上重良・近代民衆宗教史・1973年(昭和48年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

出口王仁三郎(村上重良・村上重良・近代民衆宗教史・1973年(昭和48年))

『出口王仁三郎』は、村上重良が昭和四十八年に著した大本教の指導者出口王仁三郎の評伝である。丹波穴太村の小作農の家に生まれた上田喜三郎の生い立ちと修行から、出口直との出会いと大本教の拡大、大正維新と不敬事件、『霊界物語』の口述や入蒙、昭和神聖会と大弾圧、法廷での闘い、晩年までをたどる。「故山の夢」「道の大本」「人類愛善」の三章に分けて叙述し、巻末に略年譜と参考文献を付す。

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