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アフンルパルへ送られた叔父

所在地北海道登別市(蘭法華岬)
年代伝承(口承)
登場(類話)
出典日本伝説大系 第1巻

どんな伝承か

父母と二人の子を相次いで亡くし、末の子だけが残された家があった。村の上手を支配する叔父は強欲で知られ、ある日その子を山狩りに誘って蘭法華岬の高台へ連れて行き、山奥の大きな穴へ入るよう命じた。穴を進むと明暗を繰り返した末、美しい村へ出た。土饅頭と墓標が並び、見知った死者や父母が行き交うが誰も気づかず、犬だけが吠えた。そこへ兄が現れ、ここは死者の国で、叔父は家の宝を狙って一家を殺し、この穴へ入れたのだと明かし、身代わりを送れば栄えると教えた。子は走り帰り、叔父を欺いてあの世へ送り出したという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第1巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房))

『日本伝説大系 第1巻』は、叢書『日本伝説大系』のうち北海道と青森県の伝説を収めた巻である。人間の始めやコロポックル、アイヌの神謡、岩木山一代記、おしら祭文、義経や弘法大師の事跡、狐や大蛇の話、地名や神社の由来などを、口承の資料を中心に採る。伝承地を記した例話を冒頭に置き、〔類話〕〔文献〕〔参考〕の欄で各地の類話の梗概と近世以後の文献の原文を添える編み方をとる。

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