土蔵を出て隣家へ移ったクラワラシ
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どんな伝承か
綾織村字大久保の水口という農家の土蔵にはクラワラシがいて、家計が非常に豊かになったと伝えられていた。ところがその後、水口の家の土蔵にいたクラワラシが、いなくなったと噂されるようになった。それからは家計があまり思わしくなくなったけれども、それでも今なお相当な暮らしをしているという。見えなくなったクラワラシは、隣家の沢という家に移ったともいわれた。沢という家は、この村でも屈指の有徳な家である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第2巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第2巻』所収の「文化叙事伝説」64話(岩手・宮城・秋田)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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遠野市の伝承
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