お大日様参りの鮭の大助
どんな伝承か
最上郡真室川町に伝わる鮭の大助の話。十月十五日のお大日様の祭の一週間ほど前から、川辺に行ってはいけないという。祭の日には、注連縄を首につけた鮭が「鮭の大助、今のぼる」と唱えながら川を遡り、参詣に来ると伝えられる。この声を聞いたり、その姿を見たりした者は、その年のうちに死ぬという。大助が遡り終えると、鮭捕りは解禁になった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第3巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第3巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全65話(山形・福島・新潟)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。