泣き仏
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どんな伝承か
大阪市南区の専修院は、慶長二年に周伝によって開創された浄土宗の寺院である。この地は紀州への往還道沿いにあり、かつて路傍の松林は埋葬地として機能していた。特に身元不明や変死者の遺骨が多く埋められており、雨の夜には怪火が飛び、泣き声が聞こえるという怪異が起きていた。周伝はこうした現象に心を痛め、その地に庵を建てて不断念仏を唱え、埋葬された者たちの冥福を祈った。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第9巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第9巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全100話(奈良・大阪・和歌山・三重=近畿南部/紀伊)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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大阪市の伝承
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