吉備津彦と温羅
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どんな伝承か
垂仁天皇の時代、百済の皇子温羅が日本に渡来した。両眼が大きく輝き、赤い髭髪を持つ、身長一丈四尺の異形の人物であった。幼い頃から野心が強く、勇敢で怪力の持ち主だったが、仁義を守らず、諸国を荒らし回ることを職業とした。日本を偵察する目的で本朝に来た温羅は、備中国賀陽郡新山に遊んだ。その山は雄大で、白峰は雲間に聳え、谷は深く、樹木は繁茂していた。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第10巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第10巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全85話(岡山・広島・山口=中国地方)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
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