三女神の苧抓が島となった抓島
どんな伝承か
『厳島道芝記』が抓島について記す。厳島と広島の中ほどにあって目立って見える島で、周囲は三町ばかり。潮が干くと三方は潟になり、一方は巌である。俗に、三女の神の苧抓がこのような島になったのだと言い伝える。このほかにも、紡績の道具になぞらえて名づけられた島の名が多いという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第10巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第10巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全85話(岡山・広島・山口=中国地方)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。