見沼の竜神
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
昔、見沼には主である大蛇が棲んでいたという。一人の里人が見沼の岸に横たわる大木に腰かけて釣り糸を垂れていると、その大木がむくむくと動き出した。見れば大蛇であり、里人は仰天してそのまま死んでしまった。人々が死体を見つけたときには、まわりにいっぱい蛇枕の花が咲いていた。蛇枕という雑草は黄色い花を咲かせ真っ赤な実をつけるが、大蛇が好んで枕にして寝るのでその名がついたといい、実を食べると毒にあたって死ぬという。大蛇のいびきの毒気を吸って育つため実に毒を含んでおり、里人は手さえ触れないと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第5巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第5巻』所収の「文化叙事伝説」全104話(千葉・山梨・神奈川・埼玉・東京=関東甲信)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。
種別から探す
さいたま市の伝承
広告枠(AdSense)