筥松の下に降った八流の幡
どんな伝承か
応神天皇は仲哀天皇の第四皇子で、四歳で皇太子に立ち、のちに帝位についた。世を治めること四十一年、大和国高市郡の軽島豊明宮で崩じたと伝える。筑前国の糟屋西江という所に戒定恵の箱を埋め、そのしるしに松を立てられた。それが今の箱崎の松である。その松の下に空から八流の幡が降り、赤幡四流、白幡四流であったので、社壇を造って崇め、正八幡大菩薩と名づけたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。