徐福を迎えた源蔵松と立観音
どんな伝承か
東千布には源蔵松と呼ばれる一区画がある。徐福の一行がこの地へ来たとき、土地の者である源蔵が出迎えた跡だといい、維新の後まで一株の大きな松が高くそびえていたが、明治二十六年の秋の大風で吹き倒されたという。その西南数町のところには立観音という祠があり、金立社の行幸のたびに土地の人が像を奉じて送り迎えをした。この観音は源蔵の妹で、徐福に召されて侍女になった者だと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。