九千部で終わった読誦の山
どんな伝承か
鳥栖市の九千部山は標高八四八メートル、脊振山の東方に小川内の谷を隔てて並んでいる。この名の起こりは、平安時代の天暦年間のころ、脊振山で修行していた性空の弟子の隆信沙門がこの山に籠り、法華経を一万部読誦しようと大願を立てて勤めたが、九千部を読んだところで終わったことによるのだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第13巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第13巻』所収の「文化叙事伝説」全35話(福岡・大分・佐賀・長崎=北九州)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。