トップ > 埼玉県の伝承 > 秩父市

日本武尊が甲を納めた武甲山

所在地埼玉県秩父市(武甲山)
登場日本武尊
出典秩父の伝説と方言

どんな伝承か

新編武蔵風土記稿によれば、日本武尊は武甲山を見て勇者が怒り立つような山の姿だと言い、雁坂からじかにこの山に登って、東征の祈りとして武具を岩蔵に納め、甲を岩窟に納めて関東の守りとし、山の御神体としたという。岩の面には文字を刻み、食事をした所を飯盛と呼ぶと伝える。山頂の御嶽神社の前には石の狼像が奉納され、お犬さま信仰の山であることを物語る。また十二月三日の秩父神社の夜祭は、武甲山の男神と秩父神社の女神が花畑の御旅所で年に一度出会う日と言い伝えられ、古い文書にも山上の神を男神、山下の神を女神とする説がみえる。

地図で位置を見る

※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

秩父の伝説と方言

『秩父の伝説と方言』は、秩父市教育長鶴沢福松の序を付し、編集委員が執筆整理にあたって編んだ秩父地方の伝説と方言の集成である。秩父市と秩父郡に伝わる伝説を集め、武甲山麓のジジイ・ババア石、橋立鍾乳洞の悪龍、畠山重忠や坂上田村麻呂にまつわる話、伐ると祟る天狗松などを語り口調で記す。伝説は石・水・塚・屋敷跡・山と人物・地名・社寺および城跡・木に関する八つの部に分け、話によっては他地方の類話を注記する。

種別から探す

武甲山日本武尊御嶽神社夫婦神山名由来お犬さま

秩父市の伝承

同じ種別の伝承

同じ文献『秩父の伝説と方言』の伝承