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伊達勢に落とされた高玉城

所在地福島県郡山市熱海町高玉(高玉城)
年代天正十八年
登場高玉太郎左衛門、伊達政宗、片倉小十郎、荒井新兵衛、佐藤精一、落城時の死者、伝承提供者
出典郡山の伝説

どんな伝承か

郡山市熱海町の高玉の北裏の山が三段になっているのは、昔ここに城があった名残だという。城には高玉太郎左衛門という殿様が居城し、戦のないときは下の館にいた。星家は家老、医王田家は医者を務め、古川や阿部の家来も住んでいたという。天正十八年、伊達政宗に攻められ、片倉小十郎の軍によってついに攻め落とされた。落城のとき荒井新兵衛とその嫁も死に、家来六十人も皆死んだが、子ども一人と乳母が逃れて上屋敷の伊藤家に育てられ、後に神主となって会津へ行ったと伝わる。山の麓の高司神社は、太郎左衛門が城の鬼門よけに建てたものだという。

原典より

熱海町の高玉の北裏の山が、三段になっているのは、昔、城だった名残りである。—— 郡山の伝説(ふるさとの文化財調査事業・昭和六十一年(1986)刊/監修 大島建彦) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

郡山の伝説(ふるさとの文化財調査事業・昭和六十一年(1986)刊/監修 大島建彦)

福島県郡山市(旧安積郡・田村郡域、湖南・熱海・三穂田・逢瀬・西田・中田ほか各町)に伝わる伝説を、木/石・岩/水/塚/坂・峠・山/祠堂/家・村/祭礼・行事の八部門に分類して集成する。坂上田村麻呂や阿古陀媛・采女伝説・萩姫、源義家ら前九年の役の人物伝承、淵や池の主・龍神・河童、弘法大師の清水、稲荷・観音・地蔵の霊験、長者伝説や埋蔵金、隠れキリシタンなど、郡山の地に根ざした怪異・霊験・由来譚を伝承地つきで網羅する。

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