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屋代郷の総社・安久津八幡

所在地山形県東置賜郡高畠町大字安久津(安久津八幡宮)
年代貞観二年(860年)・康平五年(1062年)
登場大江時広、伊達氏、慈覚大師、源義家、鈴木重右工門、山口右源太、慈覚大師、源義家、阿弥陀堂を建てた僧、八幡を勧請した武将、三重塔の寄進者、三重塔を建てた大工棟梁
出典高畠町伝説集

どんな伝承か

安久津にある八幡宮は屋代郷の総社として崇められた。貞観二年に慈覚大師が東北を巡遊した折、念願の阿弥陀堂を建てたのが始まりで、康平五年、後三年の役で出羽の安部一族が滅びたのち、源義家が鎌倉鶴ヶ岡八幡宮の霊を分けてこの地に堂を建て「東八幡」と称したと伝える。大江時広は米三千石と永銭五百貫を寄進し、伊達氏の代には社領を賜って守護神とされた。度重なる災禍のたび藩主の尽力で再建されたことが棟札に残る。社前の三島ヶ池のほとりに立つ三重塔は米沢城下大町の鈴木重右工門の寄進で、棟梁は山口右源太。本殿・三重塔・神楽殿は県の文化財である。

原典より

高畠町の安久津にある八幡宮は、屋代郷の総社として崇められた有名な神社であります。—— 高畠町伝説集(山形県立高畠高等学校文芸班(編)・1957年(昭和32年)) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

高畠町伝説集(山形県立高畠高等学校文芸班(編)・1957年(昭和32年))

『高畠町伝説集』は、山形県立高畠高等学校文芸班が熊木成夫教諭の指導で編み、昭和三十二年に高畠町伝説集刊行会から発行した伝説集である。高畠町とその周辺に伝わる社寺の縁起、人物、怪異、動物、地名の由来などを、古老からの聞き書きと古記録から採り、内容の多くは郷土研究家安部名平次の蒐集による。神仏・人物・怪異・動物・什物・地物・地名・地誌の八篇に分け、町長の序と校長・安部名平次・武田好吉の文、編者の後記を付す。

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