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席田郡の妖巫を討った藤原高房

所在地岐阜県本巣市
年代天長四年(827)頃
登場美濃介藤原高房、妖巫ら
出典将門伝説——民衆の心に生きる英雄

どんな伝承か

天長四年(八二七)ごろ、美濃国席田郡には妖巫がおり、その霊がさまよい人の心を暗ませ、外法の一種が蔓延して民が毒害を被っていたという。歴代の長吏は皆恐れをなして郡内に入ろうとしなかったが、美濃介・藤原高房はただ一騎でその地に乗り込み、妖術を行う者たちを追捕して厳しく罰し、ついに禍いを断ったと伝えられている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

将門伝説——民衆の心に生きる英雄(梶原正昭・矢代和夫・1966年(昭和41年))

『将門伝説——民衆の心に生きる英雄』は、梶原正昭と矢代和夫が一九六六年に著した平将門の伝説の研究書である。茨城県岩井町をはじめ各地の伝説地の踏査と、縁起・古記録・地誌をもとに、将門の怨霊と調伏、七人の影武者、子の良門や娘の如蔵尼、寵妃桔梗ら落人の行方、後裔を名告る家々、伝説の伝播と文芸化をたどる。序章と三篇からなり、巻末に青森県から鳥取県までの伝説分布と、寺社縁起など関係文献の抄録を附録として付す。

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