根本山の山神と義経・九郎王子
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どんな伝承か
源義経が兄頼朝と不和になり奥州へ落ちて行く途中、飛駒の最北端にある根本山へ寄り、岩陰で一夜を過ごした。明け方、白髪で顔色の青い老人が手に巻物を持って枕元に現れ、「我は当山の山神である。お前が鞍馬寺にいたころからお守りしてきた。お前は生まれつき戦を好み、その害が自分に及ぶのを知らない。今この一巻の書を与えるからよく読んで身の処し方を考えよ。我はこれからこの土地にとどまって永久に人びとを守護する。もし我に会いたくなったら、ここにきて九郎王子と呼べ」と告げて姿を消した。義経は夜が明けると、老人が立っていた辺りの巨岩に九郎王子と墨で書き、奥州平泉を指して落ちて行ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
田沼町史 第1巻(田沼町)
田沼町編『田沼町史 第1巻』を全25話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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佐野市の伝承
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