将門の愛妾と大血川の伝説
どんな伝承か
大陽寺の参道沿いにある九十九神社は、髭僧大師が女性を受け入れたという逸話にちなんでか、平将門の愛妾たちの伝説が伝わる場所である。戦に敗れ敵兵に追われて逃げのびた九十九人の将門の妃たちは、進退窮まってこの地で自害し、その血が七日七夜谷川を赤く染めて流れたため、この川は大血川と名付けられたという。ただし筆者は、この伝説だけから大血川の地名が生まれたとは考えにくいとしている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
秩父・奥武蔵伝説たわむれ紀行(神山弘・1984年頃(昭和50年代))