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滋野刑部が住んだ山上の長者屋敷

所在地埼玉県秩父市下影森(長者屋敷)
年代天正十八年鉢形落城のころ
登場滋野刑部、北条氏邦、屋敷の主、滋野刑部の主君
出典埼玉県伝説集成——分類と解説 中

どんな伝承か

秩父の下影森の南、険しい山の上に屋敷跡がある。『新編武蔵風土記稿』によれば、天正十八年に鉢形城が落ちたとき、北条氏邦の家臣で滋野刑部という者が住んでいた屋敷だといい、土地の人はこの跡を長者屋敷と呼んでいる。

原典より

天正十八年(一五九〇)鉢形落城の時、北条氏邦の臣滋野刑部というものの住んでいた屋敷だという。—— 埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成) より引用
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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

埼玉県伝説集成——分類と解説 中(韮塚一三郎・埼玉県伝説集成)

『埼玉県伝説集成——分類と解説 中』は、韮塚一三郎が編んだ埼玉県の伝説集の中巻で、上中下三巻のうち歴史伝説を収める。地名・屋敷・家系・聖地・城や堤や橋・神仏・神体と宝物・偉業・事件と紛争の九章に分け、県内各地の伝説を『新篇武蔵風土記稿』などの文献と土地の人からの聞き取りによって集めている。一話ごとに所在地と出典または資料提供者を記し、同じ類型の話をまとめた後に柳田国男らの説を引く〈解説〉を置く。

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