肥しを田畠に引く仕事初めのまじない
広告枠(AdSense)
どんな伝承か
寛政八年の正月、菅江真澄は浅虫の温泉で年を迎えた。このときは湯の宿の閑居であったため、やや世間に疎く歌ばかり多く詠んでいるが、それでも附近の農民が十一日の仕事初めに、肥しを田畠に引く儀式を、いかにも実際的なまじないであるとして書きとめている。十三日からは小湊の町へ遊びに出かけ、小正月の行事を詳しく見ている。その朝は粥が済んだのちに、例の雪の上の田植があった。真澄はこうして津軽の村々の年頭の習わしを、次々に日記へ書き残していったのである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
種別から探す
青森市の伝承
広告枠(AdSense)