駒形山の里で唱える豆まきの詞
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どんな伝承か
菅江真澄が正月を迎えた徳岡は、前沢の町に近い小部落であった。二日の朝は子供たちが年礼に来るのに、痩馬と称して松の小枝を与え、これを戯れて馬に乗せると言った。明きの方とは雷様が年を越した方角のことで、それによって村老は田作りの豊凶を占った。三日は申の日だったので家々の馬を引き出して遊ばせた。駒形山信仰の支配する土地だけに馬の神の祭はおろそかでなかった。六日は節分で豆焼きの灰占が炉端に行われ、豆をまく唱え詞は「天に花さけ地にみのれ/福は内へ鬼は外へ」であった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)
柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。
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