雀と燕と蝙蝠
どんな伝承か
石堂寺がある夜火事になった際、雀はすぐさま駆けつけたが、燕は身なりを整えるのに手間取り遅れ、蝙蝠はよそへ遊びに行っていて火事を知らず駆けつけなかったという。仏は誠実な雀に一年中人と同じ穀物を食べることを許し、燕には稲の実る頃に去るよう定め、蝙蝠には夜しか餌を探せぬ身とし、以来鳥の仲間から除け者にされたと伝える。
原典より
安房郡丸山町の石堂寺は、上州妙義山・近江桜川とともに、日本三石塔寺の一といわれる古刹である。—— 房総の伝説(平野馨) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
房総の伝説(平野馨)
平野馨編『房総の伝説』を全245話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。