白子神社の白蛇
どんな伝承か
長生郡白子町関の白子神社は、漂着した蛇を祀る社と伝わる。大永五年二月初丑の日、八斗浦に南方から白亀に乗って神が現れたとの知らせを受け、里人が浜辺で身を清め棚を作り迎えると、白亀から降りて棚に上がり、亀は沖へ帰ったという。以来、近在十二ヵ村の鎮守として祀られた。別伝では家祖権太夫藤原重明が浜で汐汲みをしていると白蛇が亀の背に乗って現れ、柄杓を差し出すとその上に乗ったため、後に神託により現在の関の地に社を移したと伝える。
原典より
長生郡白子町関の白子神社は、漂着した蛇をまつる社であるという。—— 房総の伝説(平野馨) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
房総の伝説(平野馨)
平野馨編『房総の伝説』を全245話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。