子年由来
どんな伝承か
昭和四十七年の子年にちなみ紹介された房総南部の民話。歳神様が動物たちに、元日に新年の挨拶に来た順で一番から十二番まで一年間の大将にすると告げた。歩みの遅い牛は暗いうちに出かけたが、屋根裏で見ていたネズミがひそかに背中に乗った。ネズミに気づかぬ牛は早くに御殿へ着き一番だと得意になったが、門が開いた途端に背中のネズミが飛び出して走りこみ、結局ネズミが一番になってしまったという、十二支の由来を伝える話。
原典より
明けたことし(昭和四十七年)は子年(ねどし)だが、ネズミがどうして十二支のはじめか、房総南部の民話が、この由来を伝えている。—— 房総の年輪 より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
房総の年輪
編『房総の年輪』を全93話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。