夷隅神社
どんな伝承か
正木氏が霊夢のうちに託宣を受けたという八幡宮が祀られていたのが夷隅神社である。安閑天皇二年、伊甚国造の勧請と伝え、往古は大龍・東十二郷の鎮守として弓矢を先導に用いたという。祭礼は八月十五日。社の中には銘も縁起もない古い鐘があり、その身には法華経の経文が一字ずつ刻まれているとされ、恐らくかつての那珂郡にあった長勝寺の名残ではないかと推測されている。
原典より
正木氏が霊夢のうちに託宣を受けた八幡宮は、此所に祀られてゐた。—— 日本伝説叢書 上総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・明治~昭和初期(推定)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説叢書 上総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・明治~昭和初期(推定))
藤沢衛彦編『日本伝説叢書 上総の巻』を全218話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。