蛇入南瓜
どんな伝承か
国府関の里に、恐ろしく大きく見事な南瓜が一つ結実した。珍しいというので包丁を入れることになり、これを割いてみたところ、中から蛇に似たものが出て来た。それから後は、この里では決して南瓜を作らないという事である。「南総俚俗」の伝えるところで、この国府関について「房総志料続篇」には、原田の宿ともいい、本名を言う人は少ない、と見えている。
原典より
国府関の里に、一の南瓜の、恐ろしく大きい、見事な一の南瓜が結実した。—— 日本伝説叢書 上総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・明治~昭和初期(推定)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説叢書 上総の巻(藤沢衛彦・日本伝説叢書・明治~昭和初期(推定))
藤沢衛彦編『日本伝説叢書 上総の巻』を全218話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。